買う

「資産組換え」・「買換え」についてご説明します。

本来、不動産活用において『リスク』とは、「危険」を表すマイナス面に、メリットを享受するプラス面を含め、その両面の変動幅の大きさを表します。この意味においては、資産を不動産で保有する場合、現金での保有に比べリスクは大きいと言えます。

例:資産の保有形態を現金から不動産に変更する場合

POINT1. 想定利回りが比較的高い

収益不動産を購入する場合、想定される利回りは、預金等の金融商品と比較し、高い傾向にあります。また、所有する土地に建物を建て賃貸する場合、更に利回りは高くなります。

POINT2. 物価変動リスクに対し相反する性質を持つ(不動産はインフレ局面に強く、デフレ局面に弱い)

不動産はインフレ局面に強く、デフレ局面に弱い 不動産はインフレ局面に強く、デフレ局面に弱い

POINT3. 節税効果がある

A. 相続税の節税

相続財産を評価する際、不動産は路線価や固定資産税評価額にて評価するため、現金と比較した場合、一般的に評価が下がります。また、無利用地や駐車場利用地に建物を建て賃貸した場合も、土地の評価を減額できます。

B. 固定資産税等の節税

無利用地や駐車場利用地に住宅を建てた場合、土地の評価が減がり、保有コストを低減できます。

不動産を所有するに至った背景はそれぞれですが、相続等で取得した不動産、取得当時とは状況が大きく変わった不動産等の中には、現在では利用予定がない、または使用しないまま保有し続けているというものもあるでしょう。このような場合でも、不動産につきものである維持管理や固定資産税等の保有コスト(ロス)は発生しており、利用可能な不動産へ買い換えるなどの対策を講じる必要があります。

買換えに関する優遇制度の利用

買換えに関する優遇制度の利用 買換えに関する優遇制度の利用

※但し、Bの将来の売却時に利益が発生した場合、Bの売却益と猶予されていたAの売却益の合計に対し課税されます。