※あんしんストック住宅は小田急沿線既存住宅流通促進協議会の試行物件における仮称です。
なお、ご所有不動産の状態によってはあんしんストック住宅のスキームが活用できない場合がございます
空き家の増加は社会問題となっており、課題解決にあたっては、地域の実情に合わせた取組が必要です。小田急グループ・JA神奈川県信連・川崎市では、2017年に小田急沿線既存住宅流通促進協議会を組成し、川崎市北部エリアを中心に、空き家・住宅ストックの利活用、子育て世代の流入促進など住宅と居住者のミスマッチ解消に向けた取組みを一体となって進めています。瑕疵保険、インスペクション、住宅履歴等を活用した住宅ストックの維持向上・評価・流通・金融等の一体的な仕組みを開発・普及する取組を通じて、地域における良質な住宅ストック形成に貢献していきます。
協議会では、あんしんストック住宅の仕組みを開発し、2020年、第1号試行物件として、小田急多摩線「五月台」駅徒歩圏の築18年の戸建住宅を取得。インスペクション(建物状況調査)や、調査に基づくリフォーム工事、維持保全計画をはじめとした安心して住むための仕組みづくりを行い、再販をおこないました。
※ご所有不動産の状態によってはあんしんストック住宅のスキームが活用できない場合がございます。
買取の場合 | 仲介の場合 | |
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買主 | 不動産会社 |
主に個人のお客様 |
売却手続期間 | 不動産会社が購入するため早期に手続きが完了でき、売れるかどうかの心配がない。 | 一から買主を探すため買取の場合よりも売却手続きが完了するまで時間がかかり、いつ売却できるか分からない。 |
売却価格 | 仲介と比べると場合によっては、売却価格が低くなることがある。 | インターネット等、不特定多数に情報が流通するため、不動産市場の相場価格以上で売却できる可能性がある。 |
仲介手数料 | 直接買取のため仲介手数料が不要。諸費用を抑えられるので、手残り金額が多くなる。 | (売買代金×3%+6万円)+消費税が必要。売買代金から差し引かれるため、手残り金額が少なくなる。 |
売却までの スケジュール |
当社買取の場合はローンの利用がなく、事業を目的としているため、ご相談~ご契約~引渡しまでのスケジュールの調整が可能。(ご相談~引渡しまで最短約1ヶ月) | 住宅ローンを利用し、居住用として購入する方が多いため、スケジュールの調整が難しい。 |
契約不適合責任 | 引渡し後の契約不適合責任がないため、引渡し後のトラブルや費用負担の心配がない。 | 引渡し後3ヶ月間は契約不適合責任があるため、引渡し後のトラブルや費用負担等が発生する場合がある。 |
いつ売れるかわからない「市場」での売却ではなく、小田急不動産の「直接買取」によって売却時期、価格を早期に確定させ、売却資金を購入資金に充当することでスピーディーな住み替えを無事に実現できました。
仲介で売却処分する場合、時間をかけても買い手が見つからないケースも多いですが、小田急不動産は現状のまま買取、室内外の残置物の撤去手続きまで行うため、手間がかからず早期売却できご満足いただきました。
仲介による売却の場合、売主様ご負担で修繕・リフォーム後に販売し、売却の際は販売価格から費用相当額を差し引かれます。小田急不動産ではフルリノベーション後に再販売するため、現況のまま売却いただけます。
協議会では、あんしんストック住宅の周知・啓発に向けた様々な活動を行っています。
住まいの相談窓口「新ゆり 小田急住まいのプラザ」
小田急不動産・小田急ハウジングでは、既存住宅の活用や住み替え、リフォーム等の住まいに関わる複数のお悩みを丁寧に整理しながら、お客さまにとって最適なサービスをご提供しています。
「これからの暮らしと家のことを考えるための冊子」(2020年11月)
川崎市では、2020年3月、戸建住宅を所有する高齢者世帯を対象として、住宅資産の活用、リフォームによるメリット等について普及啓発する冊子を作成しました。協議会では、2020年11月より、 本冊子にあんしんストック住宅の仕組みを掲載し、普及啓発する活動を進めていきます。
小田急沿線既存住宅流通促進協議会 Webページ開設(2021年8月)
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