暮らしの場を意味する「座」という文字、関係性を意味する「間」という文字。相模国のいさまという集落に「座間」という地名が与えられた頃、その漢字の組み合わせには、人々が共に健やかに暮らす街、そんな想いが込められたのかもしれません。
古東海道と八王子街道が交わる宿駅「いさま」には鎌倉時代よりその地に鎮座する星谷寺(しょうこくじ)というお寺があります。名ばかりでなく、そのお寺には昼でも星を映すという井戸があります。それはお寺に伝わる7不思議のひとつ。この星谷寺の地は、それほど星が美しい集落でした。
南に向かう鉄道が星谷寺を右手に臨み程なく停車する駅、小田急線座間駅。ホシノタニ団地はその駅前に広がっています。背後には緑豊かな里山、谷戸山公園。ホタル舞うこの山の上には今も深い星空が広がっています。
駅前にひろがるホシノタニ団地は人と人をつなぐ団地、人と街を繋ぐ団地。星がつながり星座になるように、人がつながる街となります。
団地のまん中には広場があります。広場のまわりには街の人々みんなのために造られたいろいろな施設や場所が。
大きな原っぱに面した子育て支援施設。栽培の仕方まで教えてくれる貸し農園。テラスの前には広々としたドッグラン。そして芝生の丘に雑木林。ホシノタニ団地は、みんながのんびり出来る公園のような団地。
スーパーやベーカリー、ブックストアのある「小田急マルシェ」は団地のすぐおとなり。ホシノタニ団地は駅前団地。
街のどまんなか。みんなの愛する街の団地。
子供からお年寄りまで、この広場が大好きな人たちが暮らすにぎやか団地。
ホシノタニ団地はみんなの団地。星降る団地は座間の未来。