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もっと暮らしが快適になるラグ選びのコツ

  • #内装・インテリア
2021年4月14日

毎日の生活に彩りを添えてくれるラグ。部屋の中に自由に置いて「ゾーニング」の効果を楽しめます。また、足音などを吸収し生活音を和らげる、ホコリが舞うのを防ぐ、といったメリットもあります。
春から夏にかけてはお部屋に涼しさを演出したり、秋から冬は柔らかな肌触りで足元を温めたりと暮らしを快適にしてくれます。その決め手となるのは、ラグの素材と色彩です。お部屋ごと、季節ごとにさまざまなシーンをラグで演出してみませんか?

目次

1.生活シーンに合わせたラグ選びのポイント

リビングや寝室、子ども部屋など、家具とのバランスを考えながら、ラグの大きさや形、カラーや柄などを選んでいきましょう。

リビング

家族やお客さまがくつろげる空間を心がけます。
ソファを基準にサイズを考えますが、床に座ったり、横になったりすることもあるなら、ゆとりのある大きさにしましょう。手触りも重要な要素です。

リビング

子ども部屋

足音を抑える厚手のラグだとお子さまがのびのびと過ごせますね。カラーや形はお子さまと相談しながら決めましょう。大人の発想とは違う遊び心あふれるセレクトになりそうですね。
円形のラグなら、直径150㎝ほどのものがおもちゃやカード、ボードゲームなど、床を使った遊びには十分なサイズです。

子ども部屋

ダイニング

食べこぼしなどが気にならないよう、汚れても目立ちにくい色や模様を選ぶのがおすすめ。いすを引いた時にラグからいすが出てしまわないよう、テーブルの端から60㎝ほど余裕あるサイズに。手洗いできる素材なら安心です。

ダイニング

ベッドルーム

ぬくもりを感じる素材で、自分好みのリラックスできる色のラグを選びましょう。ベッドから足を下ろした時の感触も重要です。サイズはベッドの長さとそろえると部屋にまとまりが出ます。

ベッドルーム

2. 季節に合わせたラグ選び

サイズやカラーも大事ですが、ラグ選びにおいてもっとも重要だと言って過言ではないのが、ファブリックの選択です。肌触りはもちろんですが、ウールかコットンか、毛足が長いか短いかなどで、お部屋の印象がガラリと変わります。
季節ごとに変えてみるのもよさそうです。

春・夏

高温多湿の日本の夏には、肌に貼り付かないさらりとした素材を選ぶと快適に過ごせます。例えば日本の住宅に古くからなじんでいる「竹」や「い草」を使ったラグは、和のテイスト。風鈴の音が似合いそうです。竹やい草以外の植物をざっくり編んだ天然素材のラグも涼しさを演出します。
また、コットンやリネンのラグは、吸水性・通気生が優れているうえ、丸洗いができるものもあり、赤ちゃんがハイハイしても大丈夫です。

春・夏に合ったラグ
秋・冬

毛足の長いウールやアクリル、マイクロファイバー素材がオススメ。保温効果も高く、防音性にも優れます。
寒い冬、足元が冷えないように、またゴロリと横になることも考えて温かさを優先しましょう。

秋・冬に合ったラグ

どうする? ラグのお手入れ

ラグは日ごろのお手入れによって長く使うことが可能です。
掃除機はパイルの毛並みと逆方向にかけることがポイント。ウールや綿などの天然素材のラグは、カビやダニの発生を防ぐために定期的に部屋の換気・除湿を心がけましょう。ラグは裏返して風を通します。
時折、薄めた中性洗剤に浸した雑巾で汚れや汗、においをふき取ります。